さよならプロポーズ。
カップルが7日間の旅を行い、その7日間で「結婚するか、別れるか」どちらかに決めなければならないというAbemaTVの恋愛リアリティーショー。
今回はさよならプロポーズ 9話「ほどけた心は涙に変わる」の感想です!※ネタバレありの感想となります。
前回までの感想はこちら
1話~2話 ⇒ さよならプロポーズ 1話~2話 感想 さよプロは企画が破綻している?
3話 ⇒ さよならプロポーズ 3話 感想 ナポリで勝負下着を買うという謎
4話 ⇒ さよならプロポーズ4話 感想 結婚への価値観がぶつかり合う
5話 ⇒ さよならプロポーズ5話 感想 自分の幸せ優先はただの甘えです
6話 ⇒ さよならプロポーズ6話 感想 女性のあり方を決めつけるオンナ
7話 ⇒ さよならプロポーズ7話 感想 結婚と仕事は2択じゃないぞ
8話 ⇒ さよならプロポーズ8話 感想 サアヤはまだ東京で消耗してるの?
さよならプロポーズ 9話 ネタバレ & 感想
さよプロ 9話【フミヤ×カナミ】カップル
超ストイック筋肉インストラクターのフミヤと、
早く結婚して子供産みたいモデルのカナミのカップル。
前回は、2人で子供や料理に対する考えを話し合い、結婚を現実的に意識して考えを擦り合わせはじめていたところであった。
地元のビーチで日光浴
海が好きと言っているフミヤとカナミだが、ここまでなんやかんやで海に行けていなかった。
シチリア島で念願のビーチへと向かう。
フミヤは自慢のバキバキの肉体にサンオイルをべったりと塗って日光浴へと挑む。
カナミは塗らない派らしい。
カナミは何も塗らないで肌痛くならないのかなぁ?
自分は海行くときなんて日焼け止めしか塗ったことないけど。
そして海につかるふたり。
「気持ちぃぃーーーー!!!」
いいですねぇ。
そしてふたりとも身体がカッコイイので水着姿が画になりますね。
聖なる山ペッレグリーノ山のサンタ・ロザリオ洞窟教会
この日はフミヤがとある教会(サンタ・ロザリオ洞窟教会)に行きたいということで、ペッレグリーノ山へと向かう。
サンタ・ロザリオ洞窟教会はパワースポットとして有名で、教会の中にある水を飲むとものすごく運気が上がるという。
フミヤ「だから水を飲んで仕事の運気をバリバリ上げて..」
カナミ「仕事の運気???」
なんだこのデジャヴは(笑)
ナポリ初日でも、パワースポットでフミヤが仕事の願いを爽やかな笑顔で言ってカナミに怒られていたのにまたかよ
と思ったが、ここではカナミは一旦は強くはツッコまずに流した。
小さい声で「仕事の運気かぁ」と言ってはいたがw
そして教会に到着するふたり。
サンタ・ロザリオ洞窟教会は完全に洞窟と一体化しており、「洞窟に入る=教会に入る」なので、入った瞬間に一気に空気感が変わるところが面白い。
パワースポットというものがあるとするならば、たしかにここは自然の力と宗教の力の合わせ技でパワーがすごいことになっていそうだ(笑)
奥に進むとガイターノ神父が登場して案内をしてくれる。
まずは金でできたサンタ・ロザリアの像を見物。
そしてうわさの聖なる水をいただく。
この水はケガや病気を治してくれると言われているらしい。
フミヤが神父さんに質問する。
「水を飲むときはなにか願いごとをして飲んだ方がいいのか、無心で飲んだ方がいいかどちらなのでしょうか」
神父は答える。
「深い信仰心がある人もそうでない人も、水は人の心と身体を癒してきました。
どんな宗教でも水は命を意味します。
神は水を通じてあなた方の心を見て答えを出してくれます。
水を通してあなたの心に答えます。
わかりましたか?」
ぶっちゃけ神父さんのこの答えは回答になってなくて意味もイマイチよくわからなかったが、まぁ雰囲気はわかる。
フミヤも「要は、特に願い事を言葉にしなくても、神様はお見通しですよってことだよね」と解釈していた。
無心で水を飲んだというフミヤ。
来る前は仕事のことをお願いしようと思っていたが、水を飲んでいるときはそんなことを何も考えさせないくらい無心だったという。
たしかにあの場所の雰囲気がすごくて、俗世のことは何も考えられなくなりそうだ。
教会からの帰り道にて
教会の雰囲気を楽しみ、帰路につこうとするふたり。
「手を繋いで出ようか?」
ここで突然フミヤから手を繋ぐことを提案する。
普段から既にセックスレスで、旅行中もイチャイチャする場面が見られなかったフミヤとカナミ。
パワースポット効果で手を繋ぎたくなったのかわからないが、何か普段は感じない特別な感情が生まれていたようだ。
そして最後に神父さんがフミヤとカナミにキリスト教の祈りを捧げる。
祈りが終わると、フミヤが号泣しはじめる。
どちらかいうと論理で動くタイプに見えるフミヤがここまで感じるものがあるとは、この教会と神父さんの力はすごい。
フミヤ自身も「なんで泣いてるのかわからない」と言っていたが、意味はよくわからないがなんとなく感動する気持ちは見ていて伝わってきた。
このシーンを見ていると、フミヤの気持ちが結婚に向けて前進したのではないかという風に見えた。
しかし、教会の雰囲気とパワーがすごすぎてムードに流されていただけの可能性があるので実際のところどうなのかはまだあやしいところではある。
小籔は「結婚確定してないんだったら手繋ぐな」と言っていたが、まぁ現状付き合ってるんだから手繋ぐくらいはいいんじゃないかw
少し本筋とはズレるが、別れ際に神父さんがカナミの手にキスしてたのがちょっとだけ気になった。
そういうことをツッコむ雰囲気では全くなかったが、自分の彼女の手に急にキスされたら「え」ってなるなぁと思ったw
文化なのかよくわからんけど、パートナーや家族以外に手にキスされたら変な意味じゃなくても純粋に気持ち悪くない?(笑)
文化なんだとしたらその文化なんなん?って思ってしまうなぁ。スキンシップするにしても握手ぐらいでよくないか?
粘膜はきちぃw
さよプロ 9話【カズ君×サアヤ】カップル
神戸で仕事を頑張っているが、はやく結婚して一緒に住みたいと思っているカズ君と
婚約したあとに東京でのモデルの仕事が調子出てきてしまって、仕事やめたくなくなっちゃったサアヤのカップル。
前回は、一度別行動して真剣に結婚について考え直したのち再び話合いを行った。
その結果、「お互いの仕事を妥協することはやめよう」というひとつの結論が出たところであった。
ワイナリー「ドンナフガータ」へ
旅は6日目に入り、この日は最終決断の前日となる。
翌日の19時には、お互い顔を合わせて「結婚するか、別れるか」を告げるのがルールである。
さて、この日ふたりは、サアヤが行きたいワイナリーへと向かう。
移動中の車の中で、ふたりがアルプス一万尺を突然無言でやり始めるところを何も解説もなくガッツリ放送されていたのはわらったww
主題歌が流れているところだったので、音と全然合ってないところもシュールさを加速させていたw
ワイナリー「ドンナフガータ」へと到着。
ドンナフガータは約170年続くワイナリーだという。
5代目オーナーのジョゼさんに案内してもらうことに。
樽が1000個以上あるというこの倉庫。
木の香りに囲まれて、瞑想したりリラックスしたりする場所だという。
そしてここでワインの試飲をする。
「ミッレ・エ・ウナ・ノッテ」という最上級の赤ワインだ。
そしてオーナーのジョゼさんが乾杯の歌を歌い始めるw
さすがに歌い始めるだけあってなかなかいい声をしていて、ビブラートが倉庫によく響いていたw
ジョゼさんにふたりの結婚についても相談してみることに。
カズ君「彼女と結婚したいんだけど、別々の場所に住んでるんです。東京と大阪に。」
ジョゼさん「そんな遠くないわよ。新幹線で会いに行けるわ。」
おお、東京と大阪、そして新幹線まで知ってるのか!とカズ君&サアヤも驚いていた。
たしかに日本人的な感覚でいうと、海外の人は東京は知ってても大阪は知らなそうなイメージあるよね。
ジョゼさんも「行ったことあるから知ってるんだよ」と言っていたが、日本に観光に来たら、まず東京行って、そこから京都行くついでに大阪も行ったりするのがメジャーなルートだったりするのかな?
最後の晩餐
最終決断の日を前にして、今日は海の見えるレストランで最期の晩餐を。
サアヤはイタリアに来てトマトが食べれるようになったらしい(笑)
イタリアのトマトは日本よりおいしいのか?
さて、ここでは特に結婚をどうするかについての具体的な話し合いを行うというわけではなく、明日に向けて心の準備ができているかを確認し合った程度であった。
お互い、自分自身がどうしたいかについてはある程度は結論が出ているようで、その思いを明日お互いにぶつけてどうなるか、といったところか。
結果はどうあれ、この旅に来て前進できたことには満足しているようだった。
サアヤはひとつの考えを述べた「結婚というのはあくまで生き方の選択肢のひとつで、結局は自分がどう生きていきたいかが大事。いままでは結婚するしないにとらわれすぎてた」
その考え方自体はもっともだとは思う。
結婚しなきゃいけないというのは社会や歴史が作り上げた偶像でしかない。
実際問題、昭和時代は結婚率99%だったのが現在では60%台程度になっているらしく、結婚というのは絶対にしなければならない不変のものではない。
ただ、サアヤが選ぼうとしている生き方の選択肢は本当に正解なのか、そこには疑問がある。
モデルとしての仕事を、東京でのつながりを最重要視して、そこに生きがいを求めていく生き方。
そしてカズ君という存在を捨てるという選択肢。
本当に正解か?
放送を見てる限りでしかないが、カズ君は本当に滅多にいないレベルでむちゃくちゃいい奴だし、サアヤのことを本当に愛していてむちゃくちゃ大事にしてくれるように見える。
こんな人を失って、絶対にいつか後悔する気がして心配だ。
サアヤ自身も、2時間はなれただけで会いたいと言っていたくらい好きではあるはずなのに、いいのかなぁ。
最後の夜のふたりの想い
カズ君の今の想い
- 今までは「結婚=幸せ=一緒に暮らすこと」だと思っていたが、「幸せであることが1番であり、幸せの中の一つの要素として、一緒に暮らすことがある」と思うようになった
- あとは最終ジャッジのときに、僕の想いを受け止めてくれるかどうかだと思う
この話を聞く限りでは、カズ君の今の想いとしては、「一緒に暮らさなくてもいいから結婚してください」とお願いするということなのかな?
旅を通じて「一緒に暮らす」ということの意味合いに変化がもたらされたようだ。
それでもカズ君は一貫してサアヤとはずっと一緒にいたいという想いだけは変わらない。
たしかに結婚して最初から別居というのはなんか違和感がすごいが、それもよく考えれば無言の常識にとらわれているだけだから気にしなくていいか、みたいなことかな。結婚してしばらくしてから単身赴任とかで別居することは普通にあるわけだし。
サアヤの想い
- お互いが幸せじゃないと結婚は成り立たないと感じた。
- どちらかが何かを重荷だと思っていたら幸せにはなれない。
- 私が思うカズ君との結婚の意見がここまで合わないんだったら、他の幸せを見つけてほしい(一緒に暮らす結婚ができる他の人にカズ君の幸せを託す)
- 私は私の選んだ生き方を曲げることはできない
神戸に行って一緒に暮らして結婚することはできないという結論は出ているようだ。
ほぼ別れ確定みたいな雰囲気にはなっているが、一応ひとすじのチャンスは残されている。
サアヤは、「カズ君は結婚するなら一緒に暮らすと考えている」という前提で話をしているので、最終決断でカズ君が「ずっと一緒に暮らさなくてもいい、期限も決めなくていい。サアヤがやりたいことを好きなだけやればいい、それでもいいから結婚してください。」という形の告白をした場合はくつがえる可能性がある。
とにかくサアヤにとってのどうしても曲げられないネックは、東京に居たい、いつまでとか決められなくて東京での仕事で生きがいを感じ続けたい、という点なのでそこが解消されたら問題がなくなる。(この考え方が正しいかどうかは置いといて)
カズ君の「一緒に暮らす」ことに対する意見も変わってきたようなので、別居婚という結論になる可能性は割とありそうだ。
さよならプロポーズ 10話の予告
次回のさよプロ10話は、
フミヤとカナミは、最終日前日を迎えたタイミングで、なんとここに来て超ガチ喧嘩が勃発していた。
フミヤ「明日決断だよ」
カナミ「いいよ別に。どうにでもなればいいじゃん」
すごい修羅場だwww
そういえば最初の全体予告でこのガチ喧嘩の映像を見ていたが忘れていた(笑)
こんな最終局面でこの喧嘩が起こるとは。。喧嘩みるのめっちゃ楽しみだw
カズ君とサアヤは、サアヤが泣きながら婚約指輪を返却していた。
ただ、「どうなも覚悟はできてるから」と言っていたので、これ自体が最終ジャッジの場面ではなさそうだ。
さよならプロポーズ9話の放送は10月26日(土)よる10時!
予告を見る限り、来週はかなり大きく進展がありそう!!
期待です!!
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