AbemaTVの人気ドラマ「奪い愛、夏」の7話「今度は誰にも壊させない」が放送されました。
7話をひとことで言えば、堕ちに堕ちた椿(小池徹平)が繰り出すシュールな狂気がひたすらにたまらない回となっていた。
壊して壊して壊しまくる6話とは、また違った意味での狂気に震え上がる。
狂気が狂気を呼び、狂気を奪い合う。まさに狂喜乱舞の奪い合い夏。
そんな「奪い愛、夏 7話」の感想をどうぞ。
※以下はネタバレを含む感想となります。
「奪い愛、夏」6話のおさらい
桜社長(水野美紀)から椿(小池徹平)と杏(松本まりか)への殺人まがいの攻撃、椿の杏を守るための行き過ぎた束縛。
椿と桜社長による杏の壮絶な奪い合い劇が繰り広げられた。
椿と桜社長の杏をめぐる奪い合いの戦いは、桜社長の重い病気が発覚することで休戦を迎えたかに見えた。
しかし、桜社長の病気を知ったことをきっかけに、杏は桜社長への愛に再び目覚めてしまったのである。
杏を文字通り「壊れるほど愛していた」椿。
杏のためにすべてをぶっ壊し、杏にすべてを捧げてきた椿は、杏の突然の寝返りに一体どうなってしまうのか。。
6話の詳しい内容はこちら ⇒ 「奪い愛、夏」6話 感想「邪魔するヤツはぶっ壊す!!」
「奪い愛、夏」7話のネタバレ感想
病室にて 杏 VS 椿
杏「桜さんと別れたあとも、ずっと心の中にシコリみたいなものが残っていて、それは罪悪感なんだと思っていたけど…」
「やっぱ好きなんだぁ。」
「桜さんは世界で一番わたしのことを愛してくれてる。」
椿「俺だって杏のことを愛してる!!」
杏「私も椿さんのことが好き………だった。」
杏「私、桜さんと一緒にいたい。」
椿「あんずぅぅぅ!!!!!!!!!!怒」
杏の突然の寝返りに、怒りと動揺が爆発する椿(小池徹平)
ここで目が覚める桜社長。
杏はさっそく桜社長に語り掛ける。
杏「私、桜さんが好き。」
これを聞いて喜んで泣く桜社長。
「うぴ~~~」
2人の様子を見ていた椿(小池徹平)がブチぎれる。
「ふっざけんなよぉぉおおおお!!!!」
桜社長に寄り掛かる杏を突き放してぶっ飛ばす。
本日も小池徹平くんの熱演はご健在である。
そしてトドメの一言。
「今のお前の気持ちは好きとか愛なんかじゃない。 情だ。」
「桜さんが死ぬと聞いたからだろ。」
…
桜「あたし死ぬの??」
ぺっしーーーん
杏のビンタ炸裂からの「この悪魔ぁぁああ」
まぁひどい言われようである。
しかし、ここで椿の中で何かが吹っ切れたのか、突然じぶんの指をなめはじめる(笑)
「上等だぁぁ」
と言い放ち、椿は病室をあとにした。
病院の廊下にて 椿 VS つくし
病室を出るとそこには、つくしが待っていた。
「すべてを壊したい気持ちだろぉぉ??」
とつくしに煽られる椿。
つくしは、「桜社長のことを愛している」とカミングアウトしながら、椿と鼻をこすりつけ合うww
そして、社長のことを愛していてもムシけら扱いされている、今はムシけら扱いされても、それでもいいと思っていると言う。
それを聞いた椿は、なぜかボルテージが最高潮に。
「うわぁぁぁぁあああああああああああああ」
そして本気で壁を殴り始めるwww
これはひどいwwww
壁をぶっ壊して、こぶしを血だらけにした椿は、無言で病院を去っていく。
屋上にて
杏は、桜社長に脳に腫瘍があって残り1か月の命であることを伝える。
桜は、そのことで杏が私のことを愛してくれるならそれでいいと言う。
桜は死んでもいいと言うが、杏は諦めたくない、手術できる先生を探そうと言う。
バッティングセンターにて 椿 VS 瞳
病院を出た椿は、なんとバッティングセンターでストレス発散していた(笑)
「うわぁぁ」と大声で叫びながら無限に空振りしまくる。
このキチガイっぷりは凄いw
そこにふらっと現れる瞳(田中みな実)。
そして突然の告白。
「私ね、椿さんのことずっと好きだったんですぅ~~」
お、おうw
椿「好きだったのに、殺そうとするかよ。火の中に突っ込んで」
瞳「好きだから死んでほしいんですぅ。振り向いてくれないから。 いまならこの気持ち、わかりますよねぇ?」
こいつもガチもんのサイコパス。しかもなんかわりとリアルにいそうなタイプ。
そして、杏の代わりに私を抱いてくれと言い始める瞳。
椿も一度はビビるが、そこから2,3往復のやりとりがあって、結局すぐにはじまる。
視聴者には田中みな実のシーンくるか、おぉーっと思わせるが、
行為の描写は何もなく、すぐに事後のシーンにワープ。
そこで椿のひとこと「俺は、全っ然、気持ちよくなかった」(キッパリ)
なんじゃそりゃww
そして、「どうしたらいいんだろう俺…」と悩む椿に、瞳は桜社長を殺せばいいじゃないですか?と提案する。
桜社長殺害計画を企てた椿と瞳は、病院へと乗り込む。
なぜか包帯ぐるぐる巻きで乗り込む椿www
もう完全にこれw
ナイフをとり出すシーンでもいちいち謎の狂気を演じていくw
椿がナイフで桜社長を刺そうとすると…
桜「刺すならひとつきにね」
桜は起きていた。そして「私はどうせ1か月で死ぬし、殺してしまったら杏が悲しい思いをするからやめときな」という。
すぐに諦めて逃げる椿。
セクハラ外科医 大和 VS 杏
以前、屋形船で出会ったセクハラ外科医の大和に助けを求める杏。
大和は、友人の脳外科のスペシャリスト高橋を呼んだ。
しかし、高橋が言うには手術の成功確率は3%。さらに手術が成功しても目が覚める確率は1%もないという。
杏は桜社長本人にこのことを伝える。
たとえ1%でも、桜さんが生きられる可能性がゼロじゃなければその可能性に賭けたいという杏。
桜社長は、杏のしたいようにすればいいという。
桜社長は1%以下の可能性にかけて手術を受けることにしたのである。
そのころ、このことを知った椿は
わら人形をつくって手術の失敗をお祈りしていたww
杏は大和から呼び出され、「高橋先生は海外の仕事があるから手術するのが難しいかもしれない」と言われる。
そして杏が「なんでもしますから」というと、
大和は「じゃあ高橋先生になんとか頼んであげるから、今日の夜ホテルに来て」と太ももを触りながら言う。
杏は桜社長のために、受け入れる決心をする。
ここで姜(テジュ)が現れたので助けてくれるのかと思いきや、結局、杏はホテルに向かってしまう。
そのころ椿は、
やさぐれてスロットを打っていたwww
そして台パンwww
姜(テジュ)からの電話を受け、杏のもとに駆け付ける椿だが、
杏に「元カレです。別れたのにしつこいんです。」と言われてしまう。
大和にも「しつこい男は嫌われるぞぉ。わっはっはぁーー」と言われる始末。
いやぁ、これは椿くんかわいそうです。
杏は部屋に入りシャワーを浴びると、変態セットが完成されていた。
大和「さぁ、パーティをはじめようか」
そして、身体中にはちみつをかけて舐めるという変態プレイが始まる。
うーん、ここはもうちょっとコミカルな絵になるプレイスタイルあったんじゃないか??
仮面かぶる、カメラ回す、はちみつかける、
どれも気持ち悪さもファニーさも中途半端でぶっ飛んではいない、普通にそこそこキモイ人がやりそうな中途半端さがなんとも残念だった。
そのころ椿は
ホテルの前でのたうちまわっていた。
手術当日 椿 VS 大和
椿は杏に手を出した大和に復讐すべく、待ち伏せをしてまたもやナイフで殺人しようとする。
しかし、
大和はこんなときのためにSPを雇っていたw
黒人相手に手も足も出ない椿。
今回は、とことんボコボコにされるばかりの椿であった。
そして桜社長の手術が始まる。
手術自体はなんとか無事に終わるが、
先生は「2週間で目が覚めなければ…」と言い残していく。
杏は「桜さん、私にできること、なんでもやりますから」と言って、
何をするのかと思いきや、
まずは神社に行ってお祈り。
そして滝行ww
無力感と、バカにしてる感がやばいw
最後に、セクハラ外科医大和が現れ、リハビリの先生を紹介してあげようと言いながらセクハラしてきたところで、
桜社長の目が開いた。
「奪い愛、夏」7話 考察 まとめ
「奪い愛、夏」7話は、今まで以上に視聴者を笑わせにきているポイントが目立った。
マジメにふざけるってこういうことなんだなぁ。
「奪い愛、夏」は、言ってしまえばむちゃくちゃ大掛かりなコントですね。
とはいえドラマの体裁でやってるから、笑いどころでも笑い声とか入らないのが絶妙にシュールで、普通のコントとは違ったなんともいえない深みがある。
「奪い愛、夏」8話 予告
次回の第8話は遂に最終回。
椿は「自分で死んでくれよぉぉおおお」と叫んでいた(笑)
さらに最後の大どんでん返しがあるらしい。
もはやぶっ壊れ演技やぶっ飛び演出を見ることが目的になっていて、ストーリー性とかどうでもよくはなってきてはいるが(笑)、一応最後どうなるかはみておきたい。
第8話の本編は9月26日公開です!