さよならプロポーズ。
カップルが7日間の旅を行い、その7日間で「結婚するか、別れるか」どちらかに決めなければならないというAbemaTVの恋愛リアリティーショー。
今回はさよならプロポーズ 4話の感想です!※ネタバレあり
前回までの感想はこちら
1話~2話 ⇒ さよならプロポーズ 1話~2話 感想 さよプロは企画が破綻している?
3話 ⇒ さよならプロポーズ 3話 感想 ナポリで勝負下着を買うという謎
さよプロカップル①【フミヤ×カナミ】
超ストイック筋肉インストラクターのフミヤと、
早く結婚して子供産みたいモデルのカナミのカップル。
前回は、はじめての別行動を自ら提案したカナミが、ヴィクトリアシークレットで勝負下着を買ってきたところであった。
今回はそのあとの午後のお話だ。
高速船で離島へ
この日は、午後のプランもカナミがプロデュース。
フェリーに乗って離島へと向かう。
離島では海にも入れるということでフミヤもテンションがあがる。
フェリーの中では軽い昼食をとる。
パニーニを食べるカナミに対し、ここでもフミヤはいつも通り、低カロリー・高たんぱくの筋肉メニューを食す。
本日のメニューは、なんとサラダにプロテインを大量にぶっかけた、ぶっかけプロテインサラダ。
おいしいおいしいと言って食べていたので、妙に味が気になった(笑)
一口食べたカナミは「あぁ、おいしいね」と言いながらも、どうでもよさそうな顔をしていたので、きっとマズくはないけど特別うまくはないぐらいなのだろうとは思うがw
プローチダ島を散策
そして離島へと到着する。
離島の街並みが美しく、
フミヤも「ここに来たいって言ってた意味がわかるかも」という。
カラフルな建物が立ち並ぶ、独特の風景が美しいこの島はプローチダ島という。
海水浴でも有名な観光地だ。
散策を開始すると、なにやら面白そうな乗り物を見つける。
オート3輪に乗れるらしいので、さっそく乗ってみる。
移動しながら2人は旅行の仕方について語る。
フミヤとカナミは、旅行といえばリゾート地で海とプール入ってあとはちょっとショッピングみたいなイメージだったらしい。
なので、こういう観光をすることがあまりなく、価値観が変わったという。
ん?
これは個人的にはよくわからなかった。
すげぇジャングルの奥地とか、誰も来ないような異境に旅行とかに初めて来て、こういうこと言うならわかるけど、
普通にイタリアのガッツリの観光地でちょっと移動しただけでこの発言が出るって、どんだけ観光したことないの?(笑)
前回はグアムに行ったって話してたけど、まじで2人とも子供のころからグアムとかハワイ的なところしか行ったことないってこと??
そんなことあんのか??知らんけど。
まぁでも2人はなんか共感しあってる風だったからお似合いなのかな?
そして「wifiも繋がらなくて、仕事したくてもできなくて、逆にいいねー」という話に。
カナミはウキウキしながら話していたが、フミヤはこう言いながらも顔はどんより。
仕事したいんすかねー?
プローチダ島No1の絶景スポットへ
2人はおススメの絶景スポットへと到着。
プローチダ島の街並みとナポリ湾が一望できる。
これは美しい。
2人も美しい景色に感動したようだ。
絶景を見終えたあと、フミヤのテンションはなぜか下がり始める。
さっきは「自然と会話がふえるねー」と話していたが、会話も少ない。
おもしろくなさそうだ(笑)
フミヤの結婚への考え
カフェに入り、フミヤは辛辣な表情で話を始める。
フミヤはこう言う。
仕事が第一というのは表面上の見え方であって、裏にあるのはカナミを幸せにしたいという思いであり、
カナミを幸せにしたいという思いからの仕事 という順番であると。
であるゆえに、仕事で成功することができなければ、カナミを幸せにすることができないと。
またフミヤは、カナミの一番の願いは「フミくんと結婚すること」と言ってくれていることはわかっているが、カナミのとっての幸せってなんだろうと考えていたという。
これに対しカナミは
「現状が楽しくて幸せだから、これが続けばいいと思う。」と答える。
フミヤ「ん、結婚しなくても幸せということ?」
カナミ「いや、現状からさらにいいことがプラスで入っていけば幸せが大きくなっていくじゃん」
フミヤ「別にこれが幸せというものは特にないの?」
カナミ「これが私の幸せという形を決めているわけではない。今のベースの幸せからプラスになっていくことがより幸せ」
…
さらにフミヤは自分の思いを語る。
仕事を成功させて、カナミにいい暮らしをさせてあげたい。
結婚をしたら現状を最低でも下回ってはいけない。
そのためにはもっと上を目指さなければならない。だから今は仕事にフォーカスしないといけない。
結婚はすごく重いこと。
一度約束を交わしたら、一生一緒にいなければならない。
現実的には、結婚しても書面を交わすだけで、今と別に変わらないんだけど、でもやっぱり大きいことだからすぐには決断できない。
カナミ「待ちます。それしか言えねぇ」
うーん。
どっちの意見もわからなくはないが、こういう衝突が起こる原因って現代日本が作った風潮のせいだよね。
・結婚してから子供つくるのが常識。
・結婚は1回だけするのが常識。
この2つの風潮の合わせ技によって、結婚のハードルは爆あがりする。
この先50年60年の決断を、子供できる前のどうとでもなる段階で決断しなければならないからね。
昭和の時代は、これに加えて20代で結婚しないとオワコンみたいな風潮があったからそれでカバーしてたんだろうけど、
40歳50歳で独身でも許される風潮だけが浸透してきて、「結婚は1回が常識」「結婚してから子供つくるのが常識」だけが残っていたら、そりゃあ少子化が爆速で進むのは当然だよね。
子供が欲しいことが理由で結婚する人は、結婚してから子供できなかったらどうすんの?
こういう常識って気づいた頃には何故か無意識下に植え付けられていたけど、実際海外に行ったりすると別にこんなことは常識じゃなかったりするから、もう少し柔軟に考えてもいいのかもね、とは思う。
常識は疑え。常識はいつも正解とは限らない。
さよプロカップル②【カズ君×サアヤ】
神戸で仕事を頑張っているが、はやく結婚して一緒に住みたいと思っているカズ君と
婚約したあとに東京でのモデルの仕事が調子出てきてしまって、仕事やめたくなくなっちゃったサアヤのカップル。
今回は、アマルフィへ出かける。
散策中にパレードと出会う。
そして、ジローラモ風のオーナーのいるオシャンティな海岸沿いのレストランへ。
料理も美味そうだ。
ここで二人はようやく結婚について真面目に話を始める。
サアヤ:カズにとって結婚って何?
カズ君:一緒に暮らすこと
サアヤ:私にとっては一緒に暮らすことがすべてではないかなぁ
カズ君:いや、すべてではないけど。。子供ができたりしたら一緒に暮らす?
サアヤ:うん。陶器屋のおっさんが言ってたように、変化じゃん?
いま、仕事で自分が求められていることがうれしい。だから今すぐには仕事を捨てたくない。
カズ君:その気持ちはすごいわかるし、それが幸せならそれでいいと思う。でもそれだと、今の状況と何も変わらないわけだし、それだったら一緒に暮らす決断ができるタイミングで結婚すればいいのかなとも思う。
サアヤ:でも一週間で決断しないといけないんだよ?その選択肢ないんだよ。
…
お互いの気持ちを改めて話合ったカズ君とサアヤ。
しかし、具体的な結論は出ず、今日はこのへんで、ということになった。
全体を通して所感
いまのところの雰囲気としては、結婚する可能性は
フミヤ×カナミ:10%
カズ君×サアヤ:40%
といったところだろうか。
ただ、どちらも結婚しない選択をしたときに本当に別れるのだろか?
本人たちは企画内容に了承済だと書いてあったが、観ていて全くそういう危機感が感じられない。
カナミはフミヤがすぐには決断できないと言ったのに対してふつうに「待ちます」って言い始めてたし(あ、あれ?さよならプロポーズってなんだったっけ??)、カズ君は「タイミングが来てから結婚すればいいじゃん」と言っていた。
サアヤだけは一応企画のことを言及していたが、そのときもカズ君はポカンとしてるようにみえた。
おいおい、この企画大丈夫かー?? 本当に結婚しなかったら別れさせるのか??
もし結婚の決断ができずに、ふつうに別れるわけでもなく終わったら、さよプロの企画の意味なーんもないし、興ざめもいいところ。
ここまで来たら最終的にちゃんと企画として成り立つのか、結末が非常に気になってきた。
残り日数がすくなってきて、決断しなければ別れなければいけないという危機感がちゃんと出てきてゾクゾクする展開になるといいなぁ。
期待してます。
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