さよならプロポーズ。
カップルが7日間の旅を行い、その7日間で「結婚するか、別れるか」どちらかに決めなければならないというAbemaTVの恋愛リアリティーショー。
さよプロの感想記事一覧はこちら さよならプロポーズ感想
さよプロの企画内容
まず、さよプロの企画内容について。
7日間で結婚するか別れるか決めなければいけないという企画、これ一見おもしろそうに思ったんだが、
この企画、実はよくよく考えてみると、勝手にしろよ感がすごい。
実際、この企画内容ってふつうに本人同士が「この旅行で結婚するかどうか決めよう」って勝手に決めて実行するだけで実現可能だよね。
これは、前回記事にした「いきなりマリッジ」とは大きく異なる点だ。
※いきなりマリッジの感想 → いきなりマリッジ 本編と後日談について感想と考察
いきなりマリッジの内容は、企画に参加しなければ同じ状況を作ることはほぼ不可能と言っていい。
あちらは、見ず知らずの2人が文字通り「いきなり」共同生活を開始して1か月で結婚するかどうかを決めるというもの。
記事に書いたように、共同生活終了後の行動については企画で制限しようのないという側面はあるが、企画の本質である「いきなり同棲を始める」という点はリアルでは起こりえないスーパーな内容だ。
そう考えると、さよならプロポーズの企画内容はいきなりマリッジと比較してしまうと弱いかなぁ。
企画であるからには、ある程度の非日常感がなければ物足りない。
【フミヤ×カナミ】
イタリア、ナポリへ来たフミヤとカナミ。
「願い事を言って写真を撮ると願いが叶う」と噂のスポットへと出かけ、カナミは「フミヤと結婚できますように」という願いを言う。
それに対してフミヤは「2人にとって最高の決断ができますように」と願うが、表情があまりに暗すぎたということでやり直しとなり、
次は「仕事が成功しますように」と今度は満面の笑みで願いを言った。
ここからカナミが不機嫌モードに突入。
ホテルの部屋に戻らずロビーに座り続けるカナミ。
結局フミヤが何度か迎えに行き、落ち着く。
「中途半端な状態で結婚に関して願いを言うことはできない」と説明するフミヤ。
「冷静に考えたら、仕事を応援すると言っておいてあれで不機嫌になるのはおかしいと思った」と謝るカナミ。
「ぶつかることもあると思うけど、ここでは遠慮しないで意見を言い合おう」とまとめるフミヤ。
まぁ、、せやな(笑)
この日は仲直りをしてエンド。
【カズ君×サアヤ】
東京でモデルの仕事に調子が出てきているサアヤ。
神戸で仕事をしているカズ君。
婚約しているにもかかわらず、1歩が踏み出せないまま婚約から1年以上が経過してしまった。
今回はシーフードディナーにて、「折り合いがつかなければ、これが最後の旅行になるという覚悟はできている」というお互いの意思を確認したのみ。
2話までの感想 企画内容に感じる違和感
うーん、さよプロのこの企画、やはり何か不自然だ。
企画内容について両者納得のうえで参加している、とあるが、
演者たちは、結婚か別れかを決めなければならない旅に出るとわかっていたのに事前に結婚について話をしなかったのか?
そんな重要な2択を迫られることがわかっていたら、普通その前にガッツリ考えたり話したりするよな?
それとも事前に結婚に関する話をすることを番組サイドから止められていたのか?
仮にそうだとしたら、そういった前提条件を説明してほしい。
元々数年間付き合っている2人が、この企画参加を前に結婚について真面目に話してこないなんてどう考えてもおかしい。
これは致命的な欠陥だ。
正直、この疑問がぬぐえないとイマイチ感情移入しづらい。
フミヤは「いますぐ別れたいとかそういう気持ちはない」って言ってたし、
カズ君も「別れるとか全然考えてなかった」と言っていた。
こんなに納得しきっていない状態で、7日間で決められなかっただけで元々付き合っていた2人を番組が別れさせるなんてことができるのか??
なんなら婚約破棄だぞ?
番組が出会わせた見ず知らずの2人なら番組終了後に干渉するのもあまり違和感ないけど、これはなぁ。。
とはいえ、どんな結末になるのか。またどう収集するのか気になるので最後まで観てみようと思う。
以上。
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