うに丸先生の麻雀講座の動画。
今回は邪魔ポンについてのアレコレ。
邪魔ポンについての真面目な解説はほとんど見たことがなく、これがなかなか面白い内容だったので簡単にまとめておく。
邪魔ポンを使う際の前提条件
・邪魔ポンはあがらせたくない相手のときだけ使う
具体的には以下のような相手に対して使用する。
— 点数状況的に競っているライバル
— 高い仕掛けをしている人
— (天鳳)ラス目の仕掛け
逆に、あがらせたい相手には使ってはいけない。
あがらせたい相手なんかいるのか?と思うかもしれないが、例えば以下のような状況である。
— オーラス自分2着目、トップ目と大差のときのトップ目など
— 高い手に対抗してくれそうな人(ドラポンやリーチに押している人など)
邪魔ポンのメリット・デメリット
メリット:相手の手の進行を遅らせることができる
※100%遅らせることができるわけではない。
デメリット①:自分の手が崩れる
デメリット②:守備力が下がる
このメリットとデメリットを天秤にかけ、メリットが上回れば邪魔ポンを実行する。
リアル麻雀での応用テクニック
ポン優先のルールにおいて使える
①小足見てから昇竜余裕でした
邪魔ポンする相手と牌を決めておいて、相手のチーモーションを確認したら素早くポン発生をする
②ディレイポン
邪魔ポンでなくても、あえてチー動作を確認してからポンすることでチー動作をした相手がノーテンであることを見破ることができる
③ツモモーションチー(最強のチーモーション)
チーする牌が切られたとき、いつも通りツモ山に手を伸ばしてツモ牌に触れる寸前でチーと発生する
これによって、いつも一定の動作が保たれるため、他家は「小足見てから昇竜余裕でした」や「ディレイポン」が使えなくなる。
感想
正直、邪魔ポンを使うべき前提条件がそろう場面自体がかなりレアケースだし、
その場面が来る回数が少ないゆえに、いざその場面が来たときに瞬間的に対応できる気がしない。
特にリアルでは邪魔ポンをしようと思ったら、かなり瞬間的に対応しなければならない。
光ってから5秒考えられるネトマならワンチャン使えそうっていうレベルかなぁ自分は。
あと基本発生優先の店の方が多いから最後のテクニックは使えないし。
どちらかというとチー発生を高速でいうことに集中してる方が全然収支に直結するしねw
でも邪魔ポンなんていうほとんど報われないようなところまで、これだけ考えて体系化できてることがホントにすごい。
ふつうにそこが尊敬しますようにまるさんっていうお話でした。
おわり