今週のがっちゃんの英語講座。
前半:受動態は「られる」じゃねぇっていう話
いわゆる日本的英語学習では、
I love Yunho.
がっちゃんは ユノユノを 愛している
↓↓
Yunho is loved by me.
ユノユノが がっちゃんに 愛されている
のように be 過去分詞にして順番変えてbyつけると
能動態 を 受動態 に変えられる と習う
が、これは実際の感覚とは全然違うらしい。
まずそもそもなんで受動態なんて使うのか。
その理由が 場所。
要は目的語を最初に言いたいときに使うってことらしい。
そのときに普通の形式のまま目的語を最初に持ってきちゃうと意味がかわっちゃうから、受動態の形式を使う。
(日本語だと助詞でなんやかんやできるけど、英語は場所だけで意味変わっちゃう)
うむ。納得。
とにかく結論を先に言いたい英語らしい考え方だ。
後半:能動態と受動態は同じじゃねぇっていう話
さて、
受動態 be + 過去分詞 は
完了形 have + 過去分詞 の have が be になったバージョンともとれる。
そして be は~~の状態ってことだから
受動態とは、何者かの影響によってどうにかなった状態 みたいなニュアンスということらしい。
だから、能動態と受動態は同じ意味 というのは嘘で、
伝えたいニュアンスの異なる、全く別の文章だと。
ふむ。
これ単体ではなんとなくわかるんだが、
前半で言ってることと噛み合わないような気がしなくもない。
「私は君が好きだ」というところを
「君は私に好かれてるよ」って言ったらクソきもくね?
っていう話をしているんだけど、
前半部分の説を使うと、
「君が好きだ、私は」
になって理解できる。
後半部分の説でいくと、好かれてる状態のニュアンスだから、やっぱり「君は私に好かれてる」なんじゃね??ってなる。
おそらく、これは例としてわかりやすい文をこれにしているだけで、
実際には
Yunho is loved by me.
こんな文は使われないんだろうな。
理由は後半部分のやつとつながって、
相手側が好かれてる状態を伝えたいわけじゃなくて、自分があなたを好きということを伝えたいから受動態は使わないはず。
あー、だから使うとしたらこういうのか。
このアイドルはファンにめっちゃ好かれてます。
これだったら好かれてる側からのニュアンスを伝えたいとしても違和感ないような気もする。
結局は、普通に目的語ベースでなんかされてる状態を言いたいときだけ使うものってことなんだろうなぁと理解した。
ただそれはあくまでニュアンスであって、日本語で「られる」って使うのとは違うってことなんだろうな。
まとめ
・られるにしなくていい。普通に倒置すればおk
・何者かの影響による状態を表す
今回も楽しくて、そしてわかりやすかった。
でも文法より、発音のやつの続きが本当に気になる。
煽りすごいけど、文法編のわかりやすさとかも踏まえるとまじでやばそうなんだよな。期待している。