2019年7月10日 2019年プロ麻雀リーグ「Mリーグ」ドラフト会議 が放送されました。
放送はこちら
この記事では2019Mリーグドラフト会議について、
結果のまとめ、およびその考察と注目選手について書いています。
Mリーグ ドラフト会議の結果
結果一覧はこちら
KADOKAWAサクラナイツ
新規参加のKADOKAWAサクラナイツは3名を選択
日本プロ麻雀連盟 内川幸太郎
日本プロ麻雀連盟 岡田紗佳
日本プロ麻雀連盟 沢崎誠
TEAM 雷電
指名なし
セガサミーフェニックス
日本プロ麻雀連盟 和久津晶
U-NEXT Pirates
最高位戦日本プロ麻雀協会 瑞原明奈
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
日本プロ麻雀連盟 藤崎智
渋谷ABEMAS
最高位戦日本プロ麻雀協会 日向藍子
EX風林火山
指名なし
赤坂ドリブンズ
最高位戦日本プロ麻雀協会 丸山奏子
今回の結果に関して
今年のドラフトの注目どころは、やはり女性選手。
女性1名以上の参加が必須となったことで、もともと男性プロのみで構成されていた、U-NEXT Pirates、渋谷ABEMAS、赤坂ドリブンズは新規指名が必ず女性選手となった。
このことにより、すべてのチームが女性選手へ注目せざるを得なくなった。
どのチームも前年度の選手と契約更新したことから、初年度にある程度チームカラーは出来上がっており、またそれを維持したいと考えていることがうかがえる。
そして、すでに女性が参加しているチームのうち2チーム(TEAM雷電、EX風林火山)は今回指名をしなかったことからも、やはり初期メンバーの色や空気感を重視している傾向があるようだ。
女性メンバーを獲得しなければならないチームは、それでも新しい風を入れることが必須となる。
しかし、なかなか面白い選択だった。
今年選ばれた女性選手は全体として、昨年選ばれた女性選手とずいぶんと色が違うように感じた。
昨年は、全員男性を選んでもよいという条件の中で選ばれているので、「男性3人に囲まれても負けない」と感じるような女性選手が選ばれたイメージがあった。
一方で今年は、全チームが女性を参加させてくる前提で、即戦力や現時点での知名度といった部分よりも、いまのチームの色に合うか、良い雰囲気が作れるか、といった部分が重視されたように感じた。
男性選手に関しては、ベテランが思いのほか選ばれたというところで、若い選手が多く選ばれた女性とは対照的であった。
実力派の若い男性プロは、今後選ばれるように頑張ってほしいし、Mリーグ側も実力派の若い男性プロが憧れる場であり続けられるように努力していってほしいと思う。
女性が多くなることによって、一定の層はMリーグが茶番になると思っている(または今後思ってしまう)可能性もある。
もちろん自分はそうは思っていないが、いっても麻雀の女流プロはアイドル性が非常に高いし、歴史と難易度が圧倒的な将棋プロですら女性に対してそういった印象が持たれることもあるわけだから、絶対に気を付けなければならない点である。
結局は選手と運営側の腕にかかっていると思うので期待している。
注目選手
そんな中でも個人的な注目選手をあげてみる。
U-NEXT Pirates 瑞原 明奈
公式プロフィールはこちら
ルックスは、ほぼ本田朋子w(元フジテレビアナウンサー)
天鳳九段という明確な実績を持っており、これがまずパイレーツの色を消さない。
おそらくこの点で、小林、石橋、朝倉の3人が忖度なしに対等に話し合えることが重要だったのであろうと推測する。
お互いが認め合い、Mリーグを通してさらに深く麻雀観をぶつけ合い、成長する、そんな関係になっている彼らがよかったし、それを続けられるとい新メンバーを求めていたはずだ。だからファンとして瑞原がそうなれることを願っている。
赤坂ドリブンズ 丸山 奏子
公式プロファールはこちら
こちらも普通にかわいい。
プロ歴2年で選ばれるというからには、おそらく相当に光るものがあったのだと期待している。
会社員やりながら麻雀プロをこなしているという点が、女版 園田賢としてカラーを出した面もあるのだろう。
園田もそうだけど、会社行ってから対局来るとか有給とってくるとかっていうのが、なぞに親近感というか好感あるよね(笑)
まとめ
女性参加必須になったことでググッと色が変わった今年のMリーグ。
果たして面白くなるのか否か。。
ぜひ注目していきたい。
シーズンの開幕は9月30日です。
以上。